東京で食べる名古屋めし「ひつまぶし」

名古屋めしと言えば……

味噌カツ、味噌煮込みうどん、モーニング(?)、あんかけパスタ、ひつまぶし……

とくれば、やっぱりここは

ひつまぶしでしょ!!

と言うことで、わざわざ名古屋まで行かなくても東京で食べられる絶品ひつまぶしのお店、「ひつまぶし名古屋備長」(池袋パルコ店)へ。

目次

東京で食べられる「ひつまぶし」

1. ひつまぶし名古屋備長 (東京・池袋)

店内はこじんまりとしていて、清潔感があり、店員さんもとても気持ちのいい応対をしてくれます。まだコロナ禍で客足が鈍い中、お昼時ではありますが、次から次へとお客さんが入ってくるお店。さすがおいしいものはみんな知ってるんですね。

席について迷わず「ひつまぶし」をオーダー。そして、メニューの写真につられて「う巻」も。ほどなくしてう巻が運ばれてきました。

ふわっふわなだし巻き玉子の中に濃い味付けをされたうなぎの佃煮のようなものが巻かれていて、一生食べられる!と思うくらいおいしかったです。
ちょうど食べ終わる頃に、お待ちかねのひつまぶしの登場!

焼き方も味付けも名古屋風と店員さんから説明をいただきました。

関東風にはない香ばしい香りが食欲を増進!
まずは、お椀の中を十字にしゃもじを入れて1杯目を。
1杯目は、そのままで。皮がパリッと中はふわっと!少し濃いタレがまた美味しい!このままずっと食べ続けたいと思う気持ちを切り替えて、2杯目へ。

2杯目は、ねぎ、わさび、のりをお茶碗の中でよく混ぜていただきました。
ん~~~~、これも美味しい!今で言う味変。わさびのツンとした香りと風味がキリッとうなぎを引き立てます。そして、3杯目へ。

3杯目は、ねぎ、わさび、のりをお茶碗の中で混ぜた後、出汁をかけて。
これも美味しい~~!締めにもってこいです。濃いめのタレが出汁になじんでいつもの1.5倍のご飯をすでに食べていますが、さらさら~っと入っていきます。
そして、最後のひつまぶしへ。

4杯目は、「お好きな味でどうぞ!」と店員さんに言われたので、私が選んだのは……
うなぎの上に山椒をかけて、うなぎとタレのおいしさを最後まで堪能しました!

いつもの2倍のご飯を食べましたが、最後まで美味しくいただきました。
関東風とは違う焼き方で、皮がパリっと中がふわっとしたうなぎはクセになります。ずっと食べていたい味。また食べたくなる味。うなぎ好きなら外せない!

ウナギを堪能できる郷土料理

ひつまぶしは、おひつに入れたご飯の上に細かく刻んだウナギの蒲焼きをのせて出てきます。そのまま通常の鰻丼のように食べることもできますが、薬味を乗せて一緒に食べたり、出汁茶漬けとして食べたり、食べる側の好みで、味の変化を楽しむことができます。

ひつまぶしの発祥

ひつまぶしの発祥については諸説ありますが、愛知県名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒(ほうらいけん)」や「錦三丁目 いば昇(いばしょう)」などの老舗を発祥とする説があります。

食べ方

一般的な食べ方は、おひつの中のご飯を しゃもじ で4等分にして、1/4ずつ茶碗に入れて食べ方を変えていく方法です。

最初は、ウナギとご飯をそのまま食べます。
2回目は、好みの薬味を入れて混ぜて食べます。
3回目は、出汁や煎茶を注いでお茶漬けにしてたべます。
4回目は、自分が最も気に入った食べ方で食べます。

薬味

薬味はお店によって多少違いがありますが、「ワサビ・ネギ・きざみ海苔」が良く知られています。三つ葉、シソ、ゴマ、アサツキなどを添えるお店もあります。

山椒(サンショウ)は【うな丼】や【うな重】の薬味に使われていますが、「うなぎ本来の風味を邪魔するから」という理由でお店では置かないところもあるそうです

関西と関東で違いがある

関東流は、ウナギを背中から開いて、頭を落とし、蒸してからタレをつけて焼きます。関西流は、ウナギをお腹から開き、頭をつけたまま、蒸さずにタレをつけて焼きます。関西では腹開き、関東では背開きとなっている理由には諸説ありますが、ウナギの蒲焼きの調理法が違うことが関係しているそうです。

関東では白焼きした鰻を蒸してから焼き上げます。この時、身が厚い背中側に串を打たないと身が割れてしまうため背開きになったと言われています。蒸してから焼くことで、やわらかく仕上がり、脂が落ちて、さっぱりした味でいただくことができます。

一方、関西では蒸さないでウナギをタレ焼き(地焼き)します。うなぎの脂を上手に「焼き」に活かすことで、パリッと香ばしく出来上がります。名古屋名物のひつまぶしは最後に出汁をかけて楽しむので、地焼きが合うと言われています。

蒲焼きのタレにも地域で違いがあります。愛知県・名古屋のたれは、【甘くて濃い】のが特徴です。関東風のたれは、基本、醤油とみりんが同量でさらっとしています。

このように、ウナギは地域によって調理法・食べ方・タレにも違いがあります。また、薬味や出汁にもお店ごとに素材を美味しく食べるための工夫があります。そんな違いに目を向けてみると、いっそう美味しさを堪能できるかもしれませんね。

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著者

【ニックネーム】のびこ( nobi-ko )
【居住エリア】東京都
【経歴】主婦・英語教室の講師、アドラー心理学カウンセラー
【趣味】ランニング・映画鑑賞・ダイエット
【自己紹介】観葉植物の成長している姿を見るのがうれしい♪

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