東京で食べる名古屋めし「味噌煮込みうどん」

20年ほど前に名古屋に旅行に行ったとき、始めて名古屋の味噌煮込みうどんを食べました。

東京で食べる味噌煮込みうどんはあまり好きではなかったけど、 東京の味噌煮込みうどんとは全く違った食べ物で、 名古屋の味噌煮込みうどんが大好きになりました。

その後も何度か名古屋の味噌煮込みうどんが食べたくて、わざわざお取り寄せして食べましたが、やっぱりお店で食べるのは大違いで……

ということで、東京で食べられる名古屋の味噌煮込みうどんを探してみたところ……
山本屋総本家の東京店は閉店……

他はどこで食べられるんだろうと検索して…………見つけました!

名古屋の味噌煮込みうどんが好きな人に知られている、玉丁本店(東京駅 八重洲街店)です!ちなみに、名古屋にお店はないそうです。

目次

東京で食べられる名古屋流「味噌煮込みうどん」

1. 玉丁本店(東京駅:八重洲街店)

東京駅八重洲街ということもあり、お昼時は9割がスラックスにワイシャツを着て、首から社員証を吊り下げたサラリーマンが次から次へと入ってきて、とても賑わっていました。

ランチメニューは数種類の味噌煮込みうどんときしめんでした。
さて、何にしようかな……

グツグツと煮立った土鍋が運ばれて来て、テンション上がりました~!

蓋を開けると、

海老天入り味噌煮込みうどんです。

土鍋の蓋を器代わりにしていただきます。

あの独特の歯ごたえのあるうどんを器に盛って、半熟玉子をその上に乗せて、玉子を絡ませながらうどんをいただきます。

ん~~~おいし~~~

もともと赤味噌が好きだというのもありますが、八丁味噌が美味しいです。
あの歯ごたえのうどんと八丁味噌味のつゆがすごい合います。
ご飯がついてくるのでうどんを食べ終わった後は、つゆをご飯にかけて最後まで食べられます。
でも、見た目よりうどんだけでお腹がいっぱいになるので、もしご飯も食べたいと思ったら少なめでお願いした方がいいかもしれないです。

関東圏の味噌煮込みうどんしか食べたことがなくて、その味噌煮込みうどんはあまり……と言う方でも、一度名古屋の味噌煮込みうどんを召し上がって見てください!オススメです。

八丁味噌はかなり好みが分かれると思います。
味噌カツにかかってる味噌ソースがちょっと苦手という方もいるかと思いますが、カツにかかってる味噌ソースとはまた違いますので、興味がある方はぜひ!

営業時間

【月~金】11:00~22:00
【土日祝】11:00~21:00
【定休日】無休

電話番号

03-6225-4831

住所・アクセス

東京都中央区八重洲2-1 八重洲地下街 外堀地下2番通り

東京駅内はとても広く、私が初めてお店に行くときは見つけるのが大変でした。まずは「八重洲地下街」を目指して歩き、近くについたら「八重洲地下街のフロアマップ」を見て位置を確かめましょう。玉丁本店はフロアマップの右下の方にあります。

名古屋名物「味噌煮込みうどん」とは?

名古屋めしの人気ランキングで1・2を争う「味噌煮込みうどん」は、赤味噌から生まれる濃厚な味、太くてコシの強い麺が特徴です。

名古屋の赤味噌文化

味噌煮込みうどんの特徴の1つは「赤味噌(豆味噌)」にあります。名古屋で「味噌」と言えば赤味噌です。 全国的には、北海道から関西にかけては「米味噌」、関西以西では「麦味噌」が主に食べられており、愛知県だけが「豆味噌」なのです。

他の地方で作られる味噌煮込みうどんは、米味噌である白味噌ベースで作られる場合がほとんどです。赤みの強い八丁味噌などの豆味噌をベースにしているのは中京地方だけです。元来風味が濃厚であるといわれる豆味噌に、鰹節からとった出汁をしっかりと効かせるため、風味の濃い汁を特徴としています。

岡崎地方名産の八丁味噌がベースの煮汁は、ほぼこげ茶色でトロリとしています。少し苦みさえ感じる奥深い味わいです。出汁と味噌は各店ごとに違います。

味噌煮込みうどん専用の麺

味噌煮込み専用麺は通常の麺と違い、小麦粉と水のみで塩は使いません。塩を麺に練りこまないのは、味噌の汁に塩が溶け込んで辛くなりすぎるのを防ぐためです。

老舗には麺を一般的なうどんとは異なる独特の硬さに煮込んで提供する店舗も多く、それを知らない人から「生煮え」「芯が残っている」と表現される場合もありますが、うどんに芯がはっきりと残っている状態が味噌煮込みうどんなのです。スパゲティで言えばアルデンテ直前という感じです。

味噌煮込みうどんはツルツルと食べる一般的なうどんと違って、麺をかみ締めて味わうものだと言われています。

※名古屋でうどん店に入れば、ほとんどの店舗で味噌煮込みうどんがメニューに並んでおり、店舗によっては麺がやわらかい場合もあります。

グツグツ煮立った土鍋で登場

味噌煮込みうどんは肉厚の土鍋に入って、グツグツと煮立ったまま席に運ばれてきます。土鍋は均等に熱を与え、高火力の調理に適しています。味噌の粘度があっても焦げ付きにくい利点があり、最後まで冷めにくく熱々のまま食べることができます。

名古屋流は蓋にのせて食べる

味噌煮込みうどんは高火力で一気に煮込むので、調理中に蓋をしません。
そのため、普通のなべ焼きと違って土鍋の蓋に穴が開いていません。こぼれる心配がないので、この蓋に麺や具をのせて取り皿として食べるのが名古屋流です。

検索数を調査 ~名古屋で有名なお店は?~

地元名古屋で有名な味噌煮込みうどんのお店を調べてみました。

山本屋本店/山本屋総本家/みそ煮込みの角丸/宮きしめん 竹三郎/大久手山本屋/大正庵釜春 本店/めん処 にこみ亭/早本/五城/味噌にこみ たから/ミッソーニ/まことや/煮込みうどん かに屋

いろいろなお店の名前がでてきましたが、どれほど検索されているのか気になって調べたところ、上記の中でもGoogle検索数が多かったのは・・・

(2021年10月2日時点:Google月間検索数:過去1年の平均)

  • 山本屋本店 (14,800回/月)
  • 山本屋総本家  (6,600回/月)

この2店がダントツでした。「味噌煮込みうどん」のGoogle検索数は(49,500回/月)でした。これほど検索されているのは人気グルメである証拠ですね!

名古屋に訪れた際には、当地独特の赤味噌が生んだ濃厚な味、鰹ダシと味噌の香り、太くコシの強い麺をぜひお楽しみください。

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著者

【ニックネーム】のびこ( nobi-ko )
【居住エリア】東京都
【経歴】主婦・英語教室の講師、アドラー心理学カウンセラー
【趣味】ランニング・映画鑑賞・ダイエット
【自己紹介】観葉植物の成長している姿を見るのがうれしい♪

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